地域ニュース 蔵前蔵前の第六天榊神社で「人形報恩祭」 ひな人形やぬいぐるみを供養
2026年10月15日 公開
愛着のある人形を供養する「人形報恩祭」が10月13日、第六天榊神社(台東区蔵前1)で開かれた。人形に無事の成長を感謝し、施主と家族の健康を祈る伝統的な人形供養を再現した行事で、「人形の街」浅草橋に総本店を構える人形メーカーの久月(柳橋1)が第1回から協力し、今年で15回目を迎えた。
境内には持ち込まれたひな人形や五月人形、ぬいぐるみ、こいのぼりなどが並び、神事では宮司が玉串をささげて人形を供養した。
神社について
同神社は東京最古の神社の一つとされ、約1900年の歴史があるという。もとは浅草鳥越の岡にあり、鳥越神社などと共に「鳥越三所明神」と呼ばれていたが、江戸時代に移転を命じられ堀田原に遷座。1873(明治6)年に社号を榊神社に改めた。
主催者の思い
久月の横山久俊社長は「人形にはいろいろな思いがある。そこをきちんと供養できることは、地場の者として本当にありがたい」と話す。供養の対象は第1回から変わらず、人形に限らずぬいぐるみやこいのぼりも受け付ける。供養を終えた人形は御霊を抜いて「物」となるため、通常の方法で処分する。
横山社長は、ぬいぐるみなどの供養があまり知られていない点について「人形は純粋に物ではなく、気持ちや思いがすごく大事。そこを振り返ってもらえる機会になれば」と期待を寄せ、神社の快諾が得られる間は続けていきたいという。
供養の受け付け
- 当日の供養料は一抱え(1袋・1件)3,000円
- 供養品は久月浅草橋総本店で当日12時まで受け付け
- 同社では人形の供養を通年で受け付けており、預かった人形を神社に依頼して供養する
- 情報源Google ニュース「浅草」



