羽子板市(納めの観音ご縁日)
2026年9月6日 公開
羽子板市(納めの観音ご縁日)
浅草寺の年の瀬を彩る風物詩として親しまれているのが、境内で開かれる羽子板市だ。今年も12月17日から19日までの三日間、境内には縁起物の羽子板を扱う店が軒を連ね、色とりどりの押絵羽子板が並ぶ光景は、師走の浅草らしい華やかさを演出する。
羽子板市は江戸時代から続く伝統行事で、正月飾りとして羽子板を求める習慣が今も受け継がれている。歌舞伎役者や話題の人物をかたどった飾り羽子板から、子どもの初正月を祝う伝統的な図柄まで、見て歩くだけでも楽しめるのがこの市の魅力だろう。
あわせて18日には「納めの観音ご縁日」も営まれ、一年の締めくくりにふさわしく、多くの参拝者が観音様に感謝を捧げに訪れる。羽子板を選ぶ買い物客の活気ある掛け声と、静かに手を合わせる参拝者の姿が同じ境内で交錯するのも、この時期ならではの情景といえる。
夜にはライトアップされた境内が幻想的な雰囲気に包まれ、昼間とはまた違った表情を見せる。開催期間はわずか三日間だが、その分、年末の慌ただしさの中にも特別な賑わいが生まれる。
寒さが増すこの季節、暖かい装いで足を運び、浅草の冬の風物詩をゆっくりと味わってみてはいかがだろうか。新しい一年を迎える準備として、縁起物の羽子板を手に入れるのもおすすめだ。
- 開催期間2026年12月17日 〜 2026年12月19日
- 場所浅草寺
- 住所東京都台東区浅草2-3-1
- 情報源浅草寺
