新規オープン 浅草「浅草来々軒」が約80年ぶりに創業の地・浅草へ復活
2026年10月10日 公開
約80年ぶりの里帰り
1910(明治43)年創業の「浅草来々軒」が、2026年7月、創業の地・浅草に暖簾を戻しました。戦争の影響で八重洲に移転し、1976年に一度は歴史に幕を下ろした名店です。創業者が眠る萬隆寺のほど近く、昔ながらの商店や暮らしが息づくエリアでの復活となりました。
復活のきっかけ
復活の発端は、92歳になる創業者の孫・高橋邦夫氏の「もう一度浅草で来々軒の“らうめん”を食べたい」という思いでした。玄孫の高橋雄作氏が一念発起し、2020年に「新横浜ラーメン博物館」の調査と「支那そばや」の協力のもとで味を復刻。2026年7月にひ孫の高橋昌弘氏とともに浅草へ戻りました。
看板メニュー
- 百年醤油らうめん(880円):創業当時の味わいを手がかりに現代的に再構築。豚・鶏・野菜を合わせた清湯スープはあっさりしつつ深いコクがあります。麺は明治時代の小麦の遺伝子を継ぐ「さとのそら」を使った黄色みのある中細麺です。
- 元祖 来々軒の天津丼(並950円、小550円):「早く食べられる料理を」という要望から生まれた一品。蟹のほぐし身入りのふわふわ玉子に秘伝のあんをかけます。
らうめんのどんぶりは、かっぱ橋の老舗食器店「小松屋」と製作したオリジナルで、細部にも古き良き浅草への思いが込められています。
- 情報源Google ニュース「浅草」


